2026年01月24日
大正から昭和にかけて有年地域の文化財保護に努めた松岡與之助(よのすけ)・秀夫兄弟の功績を顕彰する企画展「有年の文化活動と松岡家」が有年楢原の赤穂市立有年考古館で開かれている。入館無料。
與之助(1888―1932)は京都帝国大学で学び、医学博士の学位を得て帰郷。1925年に松岡医院(後の松岡眼科病院)を開院した。医師として地域医療に多大な貢献をするかたわら、地域の若者たちと郷土史研究にもいそしんだ。貧しい患者からは治療費を受け取らず、"有年聖人,,と慕われた。
弟の秀夫(1904―85)は兄の没後、松岡病院と文化活動を継承。開発や土木工事に伴って遺跡が破壊される様子を見たのをきっかけに文化財保護活動に取り組むようになり、収集した出土物を保管、展示するための施設として1950年に有年考古館を開設した。病院の2階を合宿所として考古学を志す学生たちを受け入れた時期もあった。

若き日の松岡與之助=前列中央=と秀夫=同右

大英博物館から送られた受領書
掲載紙面(PDF):
2026年1月24日号(2629号)2面 (7,249,329byte)
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