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音楽のすばらしさ満喫 赤穂市ジュニアバンド音楽祭

2025年12月21日

 赤穂市内の小中高生が所属する吹奏楽団「赤穂市ジュニアバンド」主催の音楽フェスが21日、中広の赤穂化成ハーモニーホールであり、子どもたちとゲストたちの多彩な演奏が約850人の観客を楽しませた。

 年一度開く定期演奏会の規模を拡大して「赤穂市ジュニアバンド音楽祭」と銘打ち開催した。特別ゲストとしてプロシンガーの奇妙礼太郎さん、津軽三味線奏者の蝦名宇摩さん、たつの市を拠点に活動する「メガトーンジャズオーケストラ」が出演。赤穂市ジュニアバンドは、楽器歴の長い団員で構成する「イーグル」と、入団してからの期間が比較的短いメンバーの「ライオン」の2チームがステージに立った。アンコールでは奇妙さんのボーカルで「オー・シャンゼリゼ」を披露し、「メガトーン」とのクリスマスソングの合奏で締めくくった。

 指揮した長安健太さん(47)=赤穂小教頭=は「小学生には小学生ならではの演奏の魅力があり、中高生には中高生のときしか出せない音がある。きょうしか聞けない音楽を楽しんで」と壇上から客席に呼び掛けた。孫の晴れ舞台を楽しみに来場したという70代女性は「一生懸命練習してきたことが伝わってきて涙が出ました。ゲストのみなさんの演奏も素晴らしかった」と音楽祭を満喫した。

子どもたちの一生懸命な演奏とゲストによる多彩な音楽が観客を楽しませた「赤穂市ジュニアバンド音楽祭」

子どもたちの一生懸命な演奏とゲストによる多彩な音楽が観客を楽しませた「赤穂市ジュニアバンド音楽祭」



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