華やかに元禄絵巻 赤穂義士祭にぎわう
2025年12月14日
四十七士が吉良邸へ討ち入って本懐を遂げた日にちなむ「第122回赤穂義士祭」は14日、赤穂城跡と市街中心部で開催。11年ぶりの日曜開催とあって、大勢の見物客でにぎわった。
メインの「忠臣蔵パレード」は上仮屋の赤穂城大手門付近から第39代赤穂義士娘をお披露目する「義士娘人力道中」、地元の児童らによる「こども義士行列」、忠臣蔵名場面の山車などが続々と繰り出し、総勢約450人が観覧席のある加里屋の「いきつぎ広場」まで約1・1キロメートルを練り歩いた。
パレードを締めくくる義士行列は昨年に続いて俳優の内藤剛志さんが大石内蔵助役で特別出演。市民と公募の参加者とともに吉良邸から引き揚げる四十七士を再現した。最後は観覧席前で内藤さんの号令で「エイ、エイ、オー」と高らかに勝ちどきをあげた。
この日は心配された雨も早朝に上がり、好天に恵まれた。大阪から友人ら3人で来穂したという60代女性は「義士行列を見ていると、タイムスリップしたような気持ちになりました。動画も撮ったので、何度も見返したい」と祭りを堪能した様子だった。

こども義士行列

義士娘人力道中
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