2025年11月06日
鉄道写真を撮り続けて70年近くになる福浦の吉栖清美さん(86)が写真展「ふるさと走る西播磨の鉄道」を加里屋のJR播州赤穂駅で開いている。
吉栖さんは18歳のとき友人に借りたカメラでSLを撮影して以来の鉄道写真マニア。2005年からは播州赤穂駅で毎年写真展を開いてきた。
今回は西播磨を走る山陽新幹線、姫新線、智頭急行など5路線で撮影した作品48点をA3判で出品。1959年に山陽本線の電化を記念する祝賀列車が到着した上郡駅や今年10月に赤穂線への乗り入れが始まった新型車両「Urara」など新旧さまざまな作品が並ぶ。
写真展の開催は今回で21回目。吉栖さんは「年齢的なことから今回が最後になるかもしれないと思い、愛着の深い地元の鉄道をテーマにしました。ふるさとを走る鉄道に興味を持って乗車してほしい」と話す。
2階自由通路ギャラリーで12月3日(水)まで。吉栖さんTel43・0430。

21回目となる鉄道写真展を開いているアマチュア鉄道写真家の吉栖清美さん
[ 文化・歴史 ]
コメント
たまたま通りかかって拝見しました。生活の中の鉄道、四季折々の中の鉄道、スマートで実直さが伝わってくる写真でした。SNSが無い時代から純粋に鉄道とカメラに向き合ってこられたのでしょう。今後の活躍も応援しております。
投稿:写真には人柄が出ますね 2025年11月12日
自分も鉄道写真を撮影するが、個々によってアングル、撮影箇所等こだわりが出てくるだろう。自分は鉄道と人を絡めることが多く風景よりも働いている人と車両か車両+駅標を入れることが多いので風景と撮影しているのを見ることは糧になると思う。今は亡き湘南色や瀬戸内色など自分がガキの頃の写真を見てみたい。もちろん最近の写真は10月以前のUraraの代走など負けない自信はある。
投稿:ほうほう 2025年11月10日
吉栖さんの鉄道写真はとても貴重です。おそらく未だ未公開の物も沢山修造されているのではないでしょうか。
投稿:貴重 2025年11月06日
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