赤穂民報

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市民病院 再来年春にも指定管理へ 委託先候補に伯鳳会

2025年10月30日

 慢性的な財政難に陥っている赤穂市民病院について、牟礼正稔市長は最短で2027年4月にも指定管理者制度を導入する方針を固め、委託先の候補として赤穂中央病院を運営する医療法人伯鳳会に交渉を申し入れたことがわかった。

 関係者によると、今年9月、市側が同法人に交渉を申し入れ、協議のテーブルに着く了承を得たという。指定管理料の金額や移行後の診療体制など具体的な契約内容は今後協議していく。11月中旬から順次開く市民向け説明会で方針の周知を図る。

 牟礼市長は今年2月、市民病院の経営形態について「現時点では、経営課題の一つである市民病院本館建設工事に係る企業債償還が終了する2027年度までは現行体制(地方公営企業法全部適用)を維持することが最善と考えている」と従来からの見解を述べた一方、「今の経営形態のまま2027年度以降もやっていけるかというと、そうではないと私も思っている」とも言及。「現行の地方公営企業法全部適用を含め、地方独立行政法人、指定管理者、民間譲渡など、今後の市民病院の運営に最適な方向性を見出すあらゆる選択肢について検討していきたい。2025年度の可能な限り早い段階で結論を得たい」との考えを示していた。

指定管理者による運営へ移行する方針が固まった赤穂市民病院

指定管理者による運営へ移行する方針が固まった赤穂市民病院



社会 ]

掲載紙面(PDF):

2025年11月1日号(2619号)1面 (8,725,372byte)


赤穂市で土地をお探しの方

コメント

なるべくしてなったとしか言いようがないですね。

半分民間 半分公営→良かった・悪かった、どっちに転ぶかはなってみないと分からない。

医療インフラは公営だからできていたこと、多数あります。

この結果を望んでいた市民は、そこもきちんと理解すべきです。

さあどうなるか? 注視ですね。

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投稿:赤穂市民 2025年11月06日


以前からこの話は出てたのに、やっとですか?仕事が遅すぎると思います。1日も早く進めて頂きたい。民間になればちゃんと午後の診察もお願いします。

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投稿:赤い稲穂 2025年11月04日


市民病院の職員にとっては退職を考える良いタイミングですね。
経営不振や医療事故に対する責任も有耶無耶にしている赤穂市や病院組織にこれ以上我慢する必要はないと思います。
世間からの冷たい風当たりを直接受けているのは現場で働く一般職員なのではないでしょうか。
指定管理者制度に移行したからといって労務環境が今より改善することはないでしょう。もしかしたら現状より悪化するかもしれません。
赤穂市近隣に転職候補となる病院や施設が少ないことがネックですね。市外に出ることのできる若者は速やかに準備を進めた方が良いでしょう。

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投稿:医療従事者 2025年11月01日


私は、4月から赤穂市民になった者ですが、市政運営が悪く思います。市民病院が窮地に追い込まれるのは、市が病院運営をおろそかにして来たものだと考えます。金が無いとか言い訳にすぎず、使い道を誤っていると思います。

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投稿:英敏 2025年11月01日


赤字を垂れ流しても、経営改革に失敗しても、医療事故を多発しても、誰も何にも責任を取っていない赤穂市と赤穂市民病院。このままけじめをつけないまま、経営形態変えてうやむやにするんだろう。

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投稿:役人天国 2025年11月01日


来年度ではなく再来年ですか。あくまで2027年と言う理想だけ。絵に描いた餅で計画だけで金が尽きるまで今のままでは?今までのらりくらりととんでもない赤字経営を続け、借金してまで賞与を出したり医療機器を競売に出したり酷いですね。市民や企業の税金もドブに捨てられています。
建物も老朽化が進みどこが壊れてもおかしくない状況。空調や給水給湯だけでも更新に何千万もかかります。こんな爆弾抱えてるのに指定管理者制度になって立ち直れるのかな?

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投稿:赤穂市民 2025年11月01日


来年の予算要求のこの時期、いろんな団体に対しての補助金が減額されています。減額の言い訳は、「赤穂市は金が無いので」です。
その一番の原因は、多額の赤字を長年垂れ流し、経営者のいない野放しの公立病院の損金を税金で補填するためです。
本来ならそこまで赤字なら、経営陣は報酬を返還して、経営を立て直す努力をするものですが、公立病院の経営陣は、自分たちの報酬は満額取った上で、市に対して赤字額の補填を求めます。
赤穂市は市民病院のために、ずっと多額の税金を投入してきました。もう赤穂市の貯金(財政調整基金)も底をつきます。
今まで税金を当たり前のように食ってきた経営陣に責任を問えないのが、公立病院の1番のガンです。

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投稿:矢野英樹 2025年10月31日


また気の長い話で

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投稿:とむ 2025年10月31日


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