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レモン彗星の撮影に成功 坂越の前田邦稔さん

2025年10月27日

 今年1月に発見された「レモン彗星」が地球に接近し、坂越の天文愛好家、前田邦稔さん(69)が23日、撮影に成功した。

 アメリカのレモン山天文台が1月3日に観測した彗星。国立天文台によると、前回太陽に接近したのはおよそ1300年前、次回はおよそ1100年後と推測されるという。

 前田さんは23日午後6時30分ごろ、自宅から西の空に見えるレモン彗星を望遠レンズで撮影。尾を引く姿をカメラにとらえた。

 同天文台によると、11月8日に太陽に最も近づくまで彗星活動が活発な時期を迎える。特に11月2日までの期間が観察のチャンスといい、日の入り1時間後くらいの西の低い空に3〜4・5等ほどの明るさで観測できる可能性があるという。

約1300年ぶりに太陽に接近したと推測されるレモン彗星=前田邦稔さん撮影

約1300年ぶりに太陽に接近したと推測されるレモン彗星=前田邦稔さん撮影



社会 ]

掲載紙面(PDF):

2025年11月1日号(2619号)1面 (8,725,372byte)


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