理由なく非常ボタン 電車止めた２８歳男を威力業務妨害容疑で逮捕

2025年08月26日

　正当な理由なく踏切の非常ボタンを押して電車を緊急停止させたとして、赤穂署は８月２６日、赤穂市山手町のホテル従業員の男（２８）を威力業務妨害の容疑で逮捕した。

　逮捕容疑は今年６月１７日午後９時５４分ごろと同１０時３７分ごろの２回、同市中広のＪＲ赤穂線加里屋第一踏切で、正当な理由なく非常停止ボタンを押して列車を緊急停止させるなどし、威力を用いて業務を妨害したもの。同署によると、いずれも列車の運行に２０〜３０分程度の遅延が発生したという。

　調べに対し、男は「踏切の非常ボタンを押した覚えはありません」と容疑を否認しているという。

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