赤穂民報

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市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」

2024年03月07日

 赤穂市民病院が策定中の「赤穂市民病院公立病院経営強化プラン」に関し、高原秀典院長は計画が失敗した場合の責任は「市長にある」との認識を示した。

 病院が示しているプラン案では、有識者会議「経営検討委員会」が設定した経営改善目標値について「27年度までの総額を達成する見込み」とし、15年後の2039年度に経常収支の黒字化を目指している。

 高原院長は2月29日の「赤穂市民病院の医療を考える懇談会」で、委員から「計画を遂行できなかった場合の責任は誰にあるのか」と問われ、「病院開設者(市長)にあるのではないか」と答えた。

 また、プラン案で同病院の経営形態変更の選択肢として独立行政法人化や指定管理者制度などが挙げられている点で、「どういった要因を最も重視するのか」との質問に病院側は「2年連続で経営改善目標値を達成できなければ外部委員会に諮問する。どのように行っていくかは決まっていない」と回答。「市長が民営化すると決めれば従うのか」との問いには「最終的には市長が判断する」と述べた。

 懇談会では、プラン案について「具体的な数値目標や手法が全く載っていない」「数字の積み重ねではなく、あてはめただけに感じる」といった厳しい意見もあった。

 懇談会は、赤穂市民病院をより良くするための意見や方策を市民や有識者を交えて話し合う目的で年1回開催している。

経営強化プランを中心に協議した「赤穂市民病院の医療を考える懇談会」

経営強化プランを中心に協議した「赤穂市民病院の医療を考える懇談会」



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コメント

太郎さんへ

2024年2月24日『経営形態「変更の可能性ある」副市長が言及』
市側が「内容をよくわかっている病院が考えること」と
回答した事に対して生じた質問だと自然に読めますが・・・。

さらにその背景には・・・
2023年03月25日『藤本副市長が任期満了で退任意向』
一年前の時点で現在の病院経営危機を予見していた
藤本副市長は、当時一枚岩ではないと市議の批判を浴び
退任意向を示されました。

さらにその背景には・・・
2022年02月12日
『関係者証言から見える経営検討委の裏側』
組織上は市長が最終責任者ですが、
現実には市民病院の背後に隠然と存在するものに
赤穂市が逆らえないのが実情のようです・・。

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投稿:クトゥルフ 2024年03月13日


市民病院経営強化プランに関しては当然最終責任は市長ですよ
院長は医療の責任者であって経営の責任者ではありませんから
民間の医療法人も経営責任は理事長です
民間の場合理事長と院長を兼任してる場合も多いので気づきにくいですが
むしろ今回委員が何のために分かりきった質問をしたのかが気になります
単に念押しの為に聞いたのならいいのですが本気で理解してなくて聞いたのなら問題です
一応有識者とされる人が基本も理解していないようじゃまともな委員会は成り立ちませんよ

26 8

投稿:太郎 2024年03月12日


市民のための病院だから経営に関する責任は市長が負うべきということ?じゃあ、院長は何の責任を負うの?病院の長だから病院で起きたパワハラとか医療事故の責任は負うの?てか、責任って何?辞職?何も考えてないと思う。市長も院長も任期満了来たら後は知らんってなりそう。

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投稿:赤穂市民 2024年03月11日


責任は病院じゃないの?
なんのための院長なん?と思ってしまいます。

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投稿:責任 2024年03月10日


つまり誰も責任を取りたくないということですね。関係者みんな厄介ごとを先送りし、未来の若者や後任者に押し付けているだけです。

税金で運営しておきながら市長も、院長も、議員も、市役所も、自分のお金でなかったら言いたい放題ですね。

国も市も、こんなに税金取る必要ないですよね?!このままでは人口増えないのは当たり前ですよね!どんなに観光を盛り上げようが、市民病院に何億も使うようでは…はぁ赤穂出ようかな。

39 17

投稿:赤穂出ようかな!? 2024年03月08日


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