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国体弓道競技に赤穂高3年の今井彩里さん

2023年10月05日

 「燃ゆる感動かごしま国体」の弓道競技(10月13〜16日、鹿児島県出水市)に赤穂高校3年の今井彩里(あやり)さん(17)=上仮屋南=が、団体戦(3人制)で行われる少年女子の兵庫県代表メンバーとして出場する。


国体にむけて稽古に励む赤穂高校弓道部3年の今井彩里さん

国体にむけて稽古に励む赤穂高校弓道部3年の今井彩里さん


 今井さんは、射型の美しさと弓を引き絞った状態を長く維持してねらいを定める粘り強さが持ち味。今年3月から6月にかけて行われた国体予選で3位に食い込み、代表候補選手に選ばれた。大会に出場する選手3人の選考を兼ねた約2か月間に及ぶ強化合宿では調子を落として苦しんだものの、「的を外れても落ち込まず、『次は頑張ろう』と考えるようにした」と前向きな気持ちを失わず、3番手の成績順位を守り抜いた。

 ともに兵庫県代表に選ばれたのは、今夏の県総体を制してインターハイに出場した名門・甲南女子の1年生選手2人。国体出場を懸けた近畿ブロック大会(8月19日)は2人の活躍に助けられて準優勝し、2位までに与えられる出場権を獲得した。

 「近畿大会では自分の思うような的中が出なかった」と今井さん。調子は日に日に上がってきているといい、国体では3人の中で最後に矢を射る位置で競技する見込みだ。「自分がどこまで通用するか。平常心で自分のやるべきことをやる」と大会に向けて気持ちを高めている。


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掲載紙面(PDF):

2023年10月7日号(2524号)1面 (8,811,991byte)


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