赤穂民報

メニュー 検索

「黒いものが2本足で立ち上がり…」有年牟礼で熊

2023年06月08日

 6月6日午後4時半ごろ、赤穂市有年牟礼の国道2号で熊1頭が目撃された。警察と市が注意を呼び掛けている。

 赤穂署によると、国道を走行中の30代女性が路上に黒いものがあるのに気付いた。停車すると2本足で立ち上がり、熊だとわかったという。熊はその後、南側の山中へ入っていったという。女性は「熊はそんなに大きくなかった」と話したという。

 市は「クマを目撃した場合、慌てずゆっくり後ずさりをして、その場を離れてください」と注意喚起。警察は被害防止のポイントとして、▽山道や農道等を通行する際は、ラジオや鈴など音の出る物を携帯▽夕方から早朝までの間は、人里に出没する可能性が高くなるので、特に注意▽熊の餌となるような、生ゴミなどを屋外に放置しないーとしている。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2023年6月10日号(2510号)1面 (6,400,245byte)


テイクアウトカタログ

コメント

赤穂市のホームページでも指摘されている通り、熊は早朝や夕方に行動が活発になるそうですが、ちょうどその時間帯に山に登って食事を楽しんでいる人達がいるようです。
そのような人達が熊に襲われるのは自業自得ですが、熊がそこに食べ物があることを覚えてしまうのは問題です。
そもそも、山は人間が遊ぶためだけに存在しているのではなく、他の動植物の生活の場でもあります。
少なくとも暗い間は、それらの生き物に山を明け渡すべきだと思います。
人工の光によって生物が悪影響を受ける"光害"の研究結果もあり、また、山に設置した風鈴など、人工の音による害も考えられます。
山に登る人は、人間の楽しみだけを考えるのではなく、他の生き物にも配慮し、敬意を払うべきでしょう。

16 21

投稿:地球市民 2023年06月09日


※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要