赤穂民報

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もっと絵本に親しんで 公民館に提供

2009年03月07日

  • 有年公民館に蔵書を提供した久保良道さん(左)

    有年公民館に蔵書を提供した久保良道さん(左)

 本紙コラム「絵本で世界を旅しよう」の執筆者で、自宅で国内外の絵本を集めた私設図書館を開いている有年原の元中学校長、久保良道さん(71)がこのほど有年公民館に蔵書の一部を提供。同公民館の図書室で閲覧・貸出が可能になった。
 「絵本は人生を豊かにしてくれる」と語る久保さんは平成15年に「くぼっち文庫」を開設。第2・第4土曜日に無料で貸し出している。
 これまでに世界93カ国2000冊以上の絵本を収集。「せっかくの蔵書をもっと活かしたい」と土日祝を除いて毎日開館している地元の公民館に蔵書提供を申し出た。
 図書室の一角に名作、新刊合わせて約150冊を置き、定期的に入れ替える予定。公民館の限られた予算では、なかなか絵本を買い足すことはできなかったため、松井和幸館長は「子どもたちによりたくさんの絵本を読んでもらえる」と喜んでいる。
 赤穂市では平成19年に移動図書館「ちどり号」が廃止。久保さんは「絵本に親しむ機会を増やしたい。もし、他の公民館から要望があれば提供を考えたい」と話している。


文化・歴史ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2009年3月7日(1838号)4面 (9,080,198byte)


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