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牟礼市長 旧統一教会関連団体イベントであいさつ 市議から出席依頼

2022年09月27日

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の高額献金などが問題視されている中、牟礼正稔市長は、同宗教法人の関連団体が昨年7月に実施したイベントに来賓として出席したことを認めた。

 市秘書広報課によると、牟礼氏は昨年7月22日に市庁舎東側で行われた「ピースロード2021イン姫路 連結式」に出席。来賓としてあいさつした。「主催者名が『ピースロード実行委員会』となっており、旧統一教会との関連を認識できなかった」という。

 牟礼氏は「市議を通して出席依頼があった」としているが、市議の氏名については「回答を差し控える」とした。

 同課によれば、これまで参加したことのないイベントや行事への出席依頼があった場合は、近隣市町と情報交換して歩調を合わせてきたという。「今後は、行事の後援、協賛団体を調べるなど、より情報収集に努めて慎重に判断したい」と話している。

 「ピースロード」のホームページには、概要として「世界平和を推進するUPFの世界的な友好親善プロジェクト」と説明があり、旧統一教会とUPFを創設した故文鮮明氏の氏名が記載されている。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2022年10月1日号(2478号)1面 (10,186,580byte)


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コメント

日本は政教分離が原則ですが、残念ながら難しいのが世界の政治の流れ。
宗教法人と政治団体は、相互が隠れ蓑の関係である事も多いのが実情です。
そんな中、このような悲劇が起きました。
なので、これからの公職選挙では、立候補者の信条背景は、有権者にとって重要な投票先の判断要素になります。
予め、どこどこの信者と判っていれば、投票先も変わるからです。
これからは、全立候補者の信条は、プロフィールで聞かれる条項になるでしょう。
有権者にとっての重要な判断材料が言えない候補者は、自動的に怪しい事になりますね。
今回、氏名が伏せられても、次の選挙では、多分、そうはいきません。
少なくとも、私は、信条がオープンに出来ない候補者には投票は出来ません。

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投稿:何れ、判ること 2022年09月30日


丁寧な回答ありがとうございました。
これからも、赤穂の未来のための報道をお願いします。

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投稿:下級市民 2022年09月27日


≫これまで、旧統一教会の悪事と政治家のつながりを報道して無い赤穂民放御社がなぜ今市長市議と旧統一教会の事を記事にしたかについて一言聞きたいです。

 赤穂民報がこれまで、旧統一教会に関する記事を掲載したことがないのはそのとおりです。赤穂市内で具体的な問題や被害情報を聞いたことがなかったからです。

 旧統一教会の問題に限らず、世の中にはさまざまな社会的問題や課題があろうかと思います。その中には、赤穂民報が一度も報じたことのないものもあると思います。というよりも、報じたことのないもののほうが圧倒的に多いと思っています。

 しかし、今まで報じてなかったからといって、報道する権利がなくなるとは思いません。その問題や課題を取材できたのであれば、報じるべきと考えています。

 今回は旧統一教会の関連団体が、赤穂市政に直接携わる政治家に接点を持っていたことがわかったわけで、赤穂民報として報じるべきと考えました。

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投稿:赤穂民報 2022年09月27日


なぜ?旧統一教会にかかわった政治家が責められるのでしょうか?
この20数年旧統一教会に関する報道は見たり読んだりすることは無かったですよね?
政治家が旧統一教会のイベント等でスピーチなどを行ったら責められるのに
旧統一教会の悪事を報道をしてこなかった事には、触れないのはなぜでしょうっか?
これまで、旧統一教会の悪事と政治家のつながりを報道して無い赤穂民放御社がなぜ今市長市議と旧統一教会の事を記事にしたかについて一言聞きたいです。
下級市民よりお願い申し上げます

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投稿:下級市民 2022年09月27日


市議や秘書広報課にも問題あり。
この市議は絶対公表すべきです。

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投稿:一市民 2022年09月27日


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