赤穂民報

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憧れた装束 高校生が雅楽披露

2022年06月19日

 海浜町の赤穂高校で18日、伝統芸能研究会雅楽部の公演があり、装束を着けた部員5人が練習の成果を披露した。


装束を着けて演奏を披露した赤穂高校の伝統芸能研究会雅楽部

装束を着けて演奏を披露した赤穂高校の伝統芸能研究会雅楽部


 同部は雅楽団体「南都楽所(なんとがくそ)」の楽師でもある永井信行教諭(52)を顧問に2011年に創部。近年はコロナ禍でさまざまな制約がある中、限られた時間で練習に取り組んできた。

 この日は特別に学校の許可を得て、これまで演奏を見てもらう機会がなかった保護者を招待した。普段活動している校舎4階の稽古場で、京都から取り寄せた色とりどりの直垂を着用した部員たちが舞と龍笛演奏を披露した。

 今回の公演で部活動に区切りをつける部長の野村采可さん(17)=3年=は「コロナで公演の機会がなかったので、きょうは憧れの直垂姿で演奏できてうれしい」と喜びを表し、「大学に雅楽部があれば絶対に入部したい」と伝統芸能への興味を話した。



文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2022年7月2日号(2468号)4面 (8,006,827byte)


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コメント

赤穂の土地に生まれる者には、その地の持つ歴史や境遇から、歌舞伎や雅楽とは、運命的な特殊な関係が皆にあると思います。
梨園や楽家もそうですが、その境遇上、守り伝える使命があるというのはしんどい反面、名誉なものです。
多分、歳を重ねていかないと、気が付かないと思いますが、必ずや意味のある事だったと、将来、気が付く事でしょう。
私はそう思います。羨ましいです。
一区切りですね。ご苦労様でした〜 m(_ _)m

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投稿:少々、大袈裟かもしれませんが 2022年06月19日


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