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「はき古した靴見せて」訪問買い取り業者の本当の狙いは…

2022年06月16日

 「訪問買い取り業者が来ました。猛烈に怪しいし、しつこかったです」と14日、御崎の40代女性から本紙に情報が寄せられた。

 女性によると、「胸元まで開いたシャツにド派手なキンキラキンのネックレス」をした若い男が「何でもいいから売ってほしい」と訪ねてきたという。

 「うちには売るようなものは何もないと断ったのですが、『バッグ、財布、ピアス、古い靴でもいい』と食い下がってきて。私は何とか追い払いましたが、気の弱い人やお年寄りだったら押し切られてしまうんじゃないかと心配になりました」

 国民生活センターによると、訪問買い取り業者とのトラブルは全国各地で多発。 「不要品を買い取ります」などと言って家に上がり込み、強引に貴金属を安く買いたたくケースが多く、「押し買い」とも呼ばれる。「ヨレヨレの衣類や、はき古した靴でもいいので見せてください」などと、まったく買い取る気のない品物を口にして客の関心を引いてくる悪質な業者もあるという。

 そもそも、消費者の自宅を突然訪問して売買を勧誘する行為は違法。また、事前に電話などで訪問の承諾を得ていても、承諾していない物品を突然売るように要求することは禁止されている。センターは「売るつもりのない貴金属などの売却を迫られても、物品を見せず、きっぱり断りましょう」と注意を呼び掛けている。

悪質な訪問買い取り業者には要注意=出典:埼玉県消費生活支援センター

悪質な訪問買い取り業者には要注意=出典:埼玉県消費生活支援センター



社会 ]

掲載紙面(PDF):

2022年6月18日号(2466号)2面 (10,346,216byte)


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コメント

あ、これ、つい2.3日前に電話がかかってきました。今近所をまわっています、と。うちには売るものはないのでと言うと、先ほど何もないといったお宅では、もう履かないとという靴を買い取りましたよ、と言っていました。ちょうど忙しかったので、仕事がと言い断りましたが、そういうことになるんですね!勉強になりました。

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投稿:n 2022年06月16日


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