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議員団が産廃処分場計画地を視察

2021年08月01日

  • 市内の管理型産廃処分場計画地を視察した議員団

    市内の管理型産廃処分場計画地を視察した議員団

 赤穂市議会は7月30日、市内で管理型産廃処分場の建設を計画する民間事業者の所有地2か所を視察。18議員全員が参加した。
 福浦では「兵庫奥栄建設」(神戸市灘区)が採石場跡地に25年間で約204万立方メートル分の焼却灰を積み上げる処分場を計画。西有年では「東洋開発工業所」(大阪府豊能町)が千種川水系・梨ヶ原川の源流にあたる谷間をがれき類や汚泥など約302万立方メートル分で埋める処分場を計画している。
市議会は2015年に「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」を決議しており、計画地の視察は2018年以来。今春の選挙で新たに当選した議員も含めて情報を共有しようと、議員研修として3年ぶりに実施した。
 西有年では隣接する備前市側から計画地を臨んだ。議員らは地図と照らし合わせながら計画地の面積の大きさを確認。帰途には梨ヶ原川から安室川、千種川へと続く水の流れも確認した。
初めて現地を見た新人議員は「数字から想像していたよりも、はるかに大きな規模に驚いた」「産廃処分場からの浸出水が最終的には千種川に流れてくることがよくわかった」などと感想。山田昌弘議長は「現場を見ることで情報を共有できた。今後の議会活動に活かしたい」と語った。


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掲載紙面(PDF):

2021年8月7日号(2427号)1面 (5,334,492byte)


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