2021年07月05日
重さ1・2キロのジャンボじゃがいもを収穫した山根久和さん。向かって右側は同じ品種のじゃがいも
浜市の山根久和さん(85)が重さ1・2キロのじゃがいもを収穫した。標準的なじゃがいも(Lサイズ120〜190グラム)の約6〜10倍に相当し、超規格外の大きさに山根さんも驚いている。
山根さんによると、今年3月上旬に自宅近くの畑に植え付けたキタアカリという品種。6月下旬に収穫したところ、どれもサイズが大きく、とりわけ5〜6個ほどが「今までみたことのない大きさ」だった。
長さ20センチ超、重さ800グラム以上あり、最も巨大なものは長さ25センチ、重さ1・2キロ。試しに一個切ってみると、中身もしっかり身が詰まっていた。兵庫県青果物標準出荷規格で最大クラスの3L(260グラム以上)の約4・5倍。最小クラスのS(30〜70グラム)との比較だと17〜40個分に相当する。
「使っているのは普通に農協で買った肥料。酵素や特殊なものはなんも使ってへん」と山根さん。例年との違いは、「ここ数年休耕地だった親戚の畑を使ったこと」だという。
兵庫県光都農業改良普及センターは「500グラムくらいのじゃがいもが獲れることはちょくちょくあるが、1キロを超えるような大物は珍しい。特に今年はじゃがいもの出来が良くなかったので、さらに不思議」と話している。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2021年7月10日号(2424号)2面 (9,184,263byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。