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赤穂出身の古川功晟さん 日展連続入選

2020年11月19日

  • 日展に2年連続入選した古川功晟さんの入選作「雨の日」

    日展に2年連続入選した古川功晟さんの入選作「雨の日」

  • 日本画の部で日展に2年連続入選した古川功晟さん

    日本画の部で日展に2年連続入選した古川功晟さん

 「改組新第7回日本美術展覧会」(公益社団法人日展主催)の日本画の部で、赤穂出身の古川功晟(かつあき)さん(26)=奈良県葛城市=が2年連続で入選した。
 入選作「雨の日」は3匹の狐をモチーフとした150号(縦約1・8メートル、横2・2メートル)。今夏に写生に訪れた姫路市立動物園で突然の雷雨の中、静かに遠くを見つめていた狐たちをシンプルな構図で描いた。
 赤穂中出身の古川さんは昨年の改組新第6回展で日展初入選。今春、大阪芸術大学大学院を修了して、同校の非常勤職員に採用された。社会人として新たな気持ちで創作活動に臨んだが、コロナ禍により例年応募してきたコンクールがほとんど中止に。そんな中でも「学生のときよりも集中して描くようになった」と気持ちを切らさずに創作に向き合えたという。
 「社会人になって初めての日展で作品が認められてよかった」と入選を素直に喜び、「今後も状況に左右されず、ストイックに作品づくりに取り組んでいきたい」と意欲を語った。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2020年11月21日号(2393号)4面 (9,473,567byte)


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