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邦楽の調べで「月見の宴」

2019年10月16日

  • 今回で34年続いた「はとぽっぽ」の桜谷荘慰問

    今回で34年続いた「はとぽっぽ」の桜谷荘慰問

 塩屋の特別養護老人ホーム「桜谷荘」で13日、邦楽グループ「はとぽっぽ」(苅野美佐子代表)の慰問があり、箏と尺八、三絃の演奏で入所者を楽しませた。
 会場の多目的ホールにススキと団子を飾り付け、「月見の宴」として開催された。メンバー13人が「青い山脈」や「くちなしの花」「屋形船」など9曲を披露。利用者らは職員が点てた抹茶を味わいながら調べに耳を傾けた。
 同グループによると、慰問は苅野さんの亡母が生前に同施設を利用した縁で1986年に始まり、毎年秋に欠かさず行われ、今年で34回目という。今回は台風の接近で実施が危ぶまれたが、予報よりも早く風雨が収まり、催すことができた。
 尺八を演奏した上仮屋南の大森勲さん(81)は「年に一度の楽しみとして喜んでもらえたらうれしい」と気持ちを込めて曲を奏でた。


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掲載紙面(PDF):

2019年10月19日号(2344号)1面 (4,343,847byte)


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