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明治天皇ゆかりの史跡で景観整備

2019年03月08日

  • 明治天皇駐輦記念碑の周辺景観を整備したみなさん=文化財保護連絡員提供

    明治天皇駐輦記念碑の周辺景観を整備したみなさん=文化財保護連絡員提供

 東有年の「明治天皇駐輦記念碑」で地元住民有志が樹木伐採のボランティア活動をこのほど行った。
 記念碑は石組みの土台の上に玉垣に囲まれて建ち、高さ275センチ。有年中学校の正門から北へ50メートルほどにある。「駐輦(ちゅうれん)」とは「天子が行幸の途中で車を止めること」の意味で、明治天皇が明治18年(1885)8月の山陽道巡幸の途中、元本陣の柳原逸郎氏邸で休憩した栄誉を後世に伝えようと、大正13年(1924)12月に邸宅跡に建立された。ちょうど天皇の御座所があった場所だという。
 近年は周囲に樹木が茂って記念碑が目立たなくなっていたことから、地元の文化財保護連絡員に住民有志を加えた6人がボランティアで伐採。約1時間の作業で景観を整えた。


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