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塩作り体験土産に「しおタマ」いかが?

2019年01月31日

  • かわいいマスコットキャラクターも登場し、新たな来館者サービスとして好評の「しおタマ」

    かわいいマスコットキャラクターも登場し、新たな来館者サービスとして好評の「しおタマ」

 「かん水」(海水を約6倍の塩分濃度に高めたもの)を煮詰める塩作り体験が人気の赤穂市立海洋科学館・塩の国(笹岡進館長)は、かん水でゆでた卵を塩作り体験の土産として提供するサービス「しおタマ」を土日祝日限定で始めた。
 同名のマスコットキャラクターを職員が手作りしてPRしたところ予想を上回る好評。「塩の魅力を味覚でも感じてもらえれば」と話している。
 塩田や釜屋の復元施設がある同館・塩の国は、NHK連続テレビ小説『まんぷく』で主人公らが塩作りを学ぶために赤穂を訪れるシーンのロケ地となり、昨年11月上旬の放送以降、来館者が急増。「せっかく増えた来館者に喜んでもらえるサービスを」と女性職員らの発案で「しおタマ」を企画した。午前9時半から午後4時まで30〜40分ごとにある塩作り体験(入館者は無料)を申し込んだ人限定で生卵を1個50円で販売。約30分ほどの体験の間に塩の国スタッフが鍋でゆで、帰りに出来たてのゆで卵を持ち帰り袋に入れて手渡す。
 使用するのはLLサイズの新鮮な地元産赤卵。かん水に4昼夜浸して下準備し、専用針で直径1ミリにも満たない小さな穴を2つ開けてから10〜12分ほどボイルする。「ほどよい塩加減、ゆで加減になるよう何度も試行錯誤した」といい、「たっぷりミネラル、ちょっぴり塩味」のゆで卵が出来上がるという。
 これまでのところ、塩作り体験者の約8〜9割がサービスを希望。作ったばかりの塩をつけて、その場で賞味する人もあり、「ホクホクしておいしい」と喜ばれているとか。同館は「要望が多ければ、平日の提供も検討したい」とサービス拡充に前向きだ。
 サービスは1グループにつき2〜6個で、用意した卵がなくなり次第終了。団体(10人以上)は1週間前までの予約が望ましい。入館料200円(小・中学生100円)。Tel43・4192(午前9時〜午後4時半、火曜休館)。


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コメント

『しおタマちゃん』グッズ増産希望。
このネコ要素の入ったキャラクター作った職員さん偉い!!絶対人気出ます。
売れますよ!!赤穂市さん。

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投稿:ヒットの予感 2019年01月31日


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