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前夜祭へ「竹あかり」制作中

2016年12月02日

  • 赤穂義士祭の前夜祭へ向けて行われている「竹あかり」の部材加工

    赤穂義士祭の前夜祭へ向けて行われている「竹あかり」の部材加工

 赤穂義士祭の前日に「鎮魂のイルミネーション」をテーマに開催される前夜祭に向け、市民ボランティアが準備に励んでいる。
 前夜祭は12月13日(火)午後5時〜9時(一部8時まで)に上仮屋の武家屋敷公園や赤穂大石神社などで行われ、行燈やろうそくを灯したり、提灯行列を繰り出したりして義士を追慕する。
 赤穂浅野家の菩提寺で義士の墓所がある加里屋の花岳寺では、大小さまざまな穴を開けた竹筒でオブジェを組み立て、筒の中でLED電球を灯す「義士の灯り」で境内を彩る。
 市民有志の実行委員会が企画した。所有者の了解を得て竹林から切り出した孟宗竹を寸法に合わせてカット。商店街や地元周辺の自治会、市職員など、さまざまな立場の約50人が自分の都合のつくときに花岳寺通商店街の広場に集まり、ドリルで竹に穴を開ける作業を行っている。
 全国各地でライトアップイベントを手掛ける竹あかり演出家、池田親生さんの監修で12月11日から2日間かけて部材を組み立てる予定。最終形は実行委員会メンバーにもまだ知らされていないといい、出来上がりの想像を楽しみながら作業を進めている。
 竹の切り出しにも協力した「赤穂森の倶楽部」の岩本好司会長(68)=上仮屋南=は「いろんな人たちと知り合い、力を合わせていることが楽しい。当日はたくさんの人に見に来てほしい」と話していた。


イベントボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2016年12月3日(2209号)4面 (11,023,506byte)


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