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窓口に難聴者向けスピーカー

2016年02月26日

  • 高齢者などに喜ばれている卓上型対話支援システム=播州信用金庫赤穂支店

    高齢者などに喜ばれている卓上型対話支援システム=播州信用金庫赤穂支店

 お年寄りなど聴力が弱い人との会話をサポートしようと、播州信用金庫赤穂支店(山口忍支店長)はこのほど、卓上型対話支援システムを窓口に設置した。
 窓口係が話す声を高性能マイクが拾い、音が拡散しないように設計された卓上スピーカーを通してクリアに聞こえる仕組み。開発した音響機器メーカーの「ユニバーサル・サウンドデザイン」(東京都港区)によると、中等度の難聴までカバーできるため医療機関や学校などで導入が広がっており、「赤穂市内では初めて」という。
 顧客サービスの一環として同信用金庫が全65店で導入。補聴器との相性も良く、顧客から「よく聞こえて助かる」などと好評だという。同支店は「ご利用していただきやすい支店づくりへ、これからもサービス向上に努めたい」と話している。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年2月27日(2175号)3面 (10,228,700byte)


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