2016年02月07日
未就学児を対象に行われた運動能力測定会
未就学児を対象にした運動能力測定会が6日、加里屋の赤穂市民総合体育館であり、満4〜6歳の子どもたち40人が25メートル走、立ち幅跳びなど6種目で体を動かした。
全国的に子どもの体力低下が懸念される中、親子でスポーツへの関心を高めてもらおうと同体育館が主催。専門機関が考案した幼児向け体力診断プログラムを使って走力、跳躍力などを測定した。
敏捷性を測る「両足連続跳び越し」は床に50センチ間隔で縦一列に並べられた障害物10個を次々とジャンプしてゴールするタイムを計測。「後方ハイハイ走」は四つん這いの体勢で後ろ向きに進み、手足を巧みに動かす力を調べた。
測定結果は年齢別基準に照らした各種目5段階評価の円グラフで参加者に渡された。「テニスボール投げ」で最高評価だった加里屋の重政恵愛(えな)ちゃん(6)は「小学生になったら野球がしたい」と結果にうれしそうだった。
体育指導員の小溝孔美子さん(43)は「まずは親子一緒に遊ぶことで体を動かしてほしい。興味を高めて体育館の幼児教室にも参加して」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2016年2月13日(2173号)4面 (11,593,034byte)
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