赤穂民報

メニュー 検索

チャンバラで学ぶコミュニケーション

2015年11月29日

  • チャンバラ遊びを通してコミュニケーションの大切さを学んだセミナー

    チャンバラ遊びを通してコミュニケーションの大切さを学んだセミナー

 元スタント俳優から殺陣の初歩を教わる子ども向けセミナー「アクションから学ぶコミュニケーション」が28日にあり、チャンバラ遊びを通して協調性や思いやりを育んだ。
 講師の末岡新太郎さん(51)=さつき町=は18歳でスタント養成団体に入門。アクションスターの千葉真一から直接指導を受け、25歳まで映画やドラマに出演した。大手警備会社勤務を経て、現在は人材育成・安全講習コンサルタントとして独立している。
 加里屋中洲の市民会館で行われたセミナーには幼児から小学生まで約35人が参加した。スポンジ製の刀(長さ約75センチ)を使い、末岡さんが刀の持ち方や殺陣の基本動作を指導。参加者同士でペアになり、すれ違ってから振り向きざまに刀を抜いて対戦するシーンを体験した。
 自宅で兄と新聞紙を丸めてチャンバラごっこをすることがあるという板屋町の小学3年、藤田雄大君(9)は「相手と刀を合わせるところがおもしろかった」。末岡さんは「チャンバラは相手と呼吸を合わせないと成り立たない。子どもたちには遊びを通してルールを守ることの大切さを学んでいってほしい」と話していた。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2015年12月12日(2165号)4面 (10,771,644byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要