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シジミ掘り開放 大粒ゴロゴロ

2015年11月07日

  • 親子連れなどでにぎわったシジミ掘りの無料開放

    親子連れなどでにぎわったシジミ掘りの無料開放

 潮止め井堰の下流域一帯の千種川で7日と8日、シジミ掘りの無料開放があり、川遊びを兼ねた親子連れから胴長を着用した本格派まで2日間で500人を超える人出でにぎわった。
 一帯は汽水域でヤマトシジミが自生。漁業権を持つ千種川漁協(盛崎務組合長)が水産資源保護のため2年前から禁漁区を設定した。経過観察により、個体数の回復が確認されたことから赤穂市民と組合員限定で無料開放した。
 引き潮で浅くなった川底を熊手やスコップで漁ると、砂地の間から2〜3センチほどのシジミがゴロゴロ。参加した人たちは「アサリくらい大きい」「こんなに採れると思わなかった」と喜々としてバケツや袋に放り込んだ。
 漁協の話では、一人で重さ40キロ以上のシジミを持ち帰った人もあったとか。尾崎の会社員、塩田直人さん(35)は「素手で砂をすくうだけで、どんどん採れる。目標はバケツ満杯です」と豊漁に満足そう。家族3人で300個以上は採ったという主婦(54)は「粒が大きくて、よい出汁が出そう。お吸い物にして、残りは佃煮に」と笑顔で引き上げた。


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