赤穂民報

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《御崎メガソーラー問題》自治会が県へ反対署名

2015年10月22日

  • 片山安孝・西播磨県民局長(右)に署名簿を手渡す亀井義明・御崎地区自治会連合会長=自治会提供

    片山安孝・西播磨県民局長(右)に署名簿を手渡す亀井義明・御崎地区自治会連合会長=自治会提供

 御崎の国立公園区域内で建設計画があるメガソーラー施設について、御崎地区連合自治会は22日、現計画に反対の意思を示す住民署名簿を西播磨県民局へ提出した。
 事業主は大阪府枚方市の不動産会社「サンエース」。工事施工者の「フジタ道路大阪支店」(大阪市北区)の資料や説明によれば、4万0665平方メートルの敷地に7200枚の太陽光発電パネルを設置。発電容量1990キロワットで20年間稼働させる計画となっている。建設に樹木の伐採・伐根を伴うことから、県は総合治水条例が定める「開発行為」に該当するかどうか精査中だ。
 同自治会は署名趣旨で、建設予定地の一部が山腹崩壊危険地区に含まれ、土砂災害警戒区域に隣接していることを指摘。「保水力が低下し、豪雨時に土石流の発生等が心配される」「住民の安心で安全な生活が侵害される」などとして現計画のままでの事業実行に「断固反対」を表明した上で、事業者への指導を県に要求している。
 署名は先月下旬から約1カ月間、地元を中心に呼び掛け、御崎地区人口の7割以上に相当する3372筆が集まった。
 この日は亀井義明会長をはじめ自治会役員5人と市議4人が上郡町光都の西播磨総合庁舎を訪れ、長岡壮寿県議も同席した。「住民の総意として提出します」と亀井会長から署名簿を受け取った片山安孝局長は「重く受け止めます」と答えた。
 亀井会長は赤穂民報の取材に、「太陽光発電がすべて悪いというつもりはないが、現在の計画は災害や環境保全への不安が拭えないので反対している。一日も早く住民不安を取り除いてほしい」と話した。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2015年10月24日(2158号)1面 (11,814,088byte)


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コメント

もうええやん。
ま、20年後30年後にはパネルの廃棄処分の時期が来よるやろ、処分場の建設も計画的に同時進行せんならん。
見てみいや、赤穂にはええとこいっぱいあるやんか。

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投稿:ごみのふるさと 2015年11月15日


 西播磨県民局って、行政じゃなかったのですね・・・勉強になりました。
そして行政指導を「いやがらせ」とは、実に感情的なお答えで・・・お察しします。

 確かに、行政指導を無視するのは法的に違反しませんが
自らの資産価値を貶める効果は十分かと存じます。まるで、疑ってくれと
進んでおっしゃっているようではありませんか。

 また、感情論はいらないと言うものの ここで周辺住民が反対したと言う証明は
イザと言う時に十分心証に響くと思いますよ。

 確かに、後から文句を言うのはおかしいですね。
ですが、ぜひ聞いてみたいのですよ。そんなリスク・危険を冒してまで
本当に利益は出せるのですか?と。納得できる答えが聞けたなら、安心できるのですが・・・
それを文句と言うのなら、その通りなのでしょう。

 現在「次の御崎」を生まない為 条例で制限がつくよう動いております。
太陽光発電所の計画は、他にもありますし
後から文句をつけても手遅れにならないよう願っております。

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投稿:参りました、お手上げです。 2015年11月13日


> もっともらしい詭弁、業者を疑いますね。
自分の意見と違えば業者ですか?レッテル張りは人間性を疑いますね。

>法を犯さない範囲で反対の声をあげる事に、何の問題もありません。
でしたら、法を犯さない範囲で開発する事に何の問題があるのでしょう?むしろ法を守った商取引に対して何の権利も持たない人々が横から反対の声を上げるのは何の意味も持ちません。
資産価値を守る権利は企業側にも当然ありますよね?ここまで投資した物を回収しなければなりません。
つまり署名を提出する先は企業でなく行政でなければ効果を持ちません。
行政を動かしたければ狭い地域の住民の署名でなく市全体の1/50分の署名が必要です。そこまでやって初めて意味を持ちます。今やってるのはタダの嫌がらせにしかなりません。
もし署名が集まったとしても法の遡及性の問題から御崎の案件では手遅れの可能性がありますが…

当然被害が出れば訴える資格はあります。今声を上げるのと何の関係はありません。
あまり出来の良い例え話ではないですが、あなたは車に轢かれても被疑者が車を買ったときに反対をしなかったからと言って被害を無かった事になさるのですか?意味が分かりません。

>わざわざ守る必要も無かったのです。
守る必要ないものを購入・開発がされてから後から文句を言うのはおかしくないですか?

感情論は要りません。ここは民主主義国家であり、法治国家ですからね。

ここまで擁護するようなことを書いてきましたが、業者が開発行為を行っていたにも係らず無届で工事をしていたなら話は別です。法に則り粛々と処分してもらいですね。

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投稿:失礼ですが… 2015年11月13日


 もっともらしい詭弁、業者を疑いますね。
法を犯さない範囲で反対の声をあげる事に、何の問題もありません。

 住民なら、自分達の生活を守り・不安を取り除き・資産価値を守る権利が保証されています。

 現状、どんなに頑張ろうとも建設は続き、いずれ完成するでしょう。
ですが無駄な事でしょうか?無駄な事はやってはいけませんか?犯罪ですか?
 万が一、何か被害が発生した時、少なくとも3372筆の皆さんは業者や行政を訴える資格があるでしょう。
何も声をあげないのは、何が起こっても認めると言う事です。

 もとより、開発にはリスクと覚悟が必要な土地だったので長らく放置され
わざわざ守る必要も無かったのです。

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投稿:既に下請けに責任を押し付けてる時点でお察し 2015年11月12日


かなり広範囲で木々が伐採される様ですが、伐採された木々は、何処へ運ばれるので
しょうか?ゴミとして廃棄されるのか?二次利用(燃料等?)に使用されるのでしょうか?
この辺の追跡調査等も行政に明確にしてもらいたいモノです。








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投稿:質問 2015年11月11日


※工事は進捗しているように見えますさん
産業用の電力がどういう風に売られるのかというのは、家庭用とは少し違います。
余った電気を売る家庭用とは違い、全てを売る事ができます。その代わり売電価格が押さえ目になっているようです。
因みにその価格は経産省、つまりは政府が決めています。全国一律です。
売られる先は極一部の例外を除き電力会社に販売されます。それから各家庭や会社に配電されます。
知りたいなら調べましょう。ここまでの情報なら五分もあれば調べられますので。

原子力発電所を再稼動しない限り、夏場などは電力が足りなくなりがちですので太陽光発電や他の新エネルギー発電所は産業を活性化させるためには不可欠です。
そのための用地確保も管理も電力会社だけでは出来ない為、民間の企業が参入している状況です。
この時点で一部の人だけのためでなく、社会の為になっているといえます。

ここからは私見ですが、御崎の発電所に反対されている方々は、まるで公共事業に対する不満と勘違いしておられるのではと邪推してしまいます。法を犯しているならともかく、企業が利益を求めて何が悪いのでしょうか?
許可を出したのは役所です。文句を言いたいなら行政に言うべきですし、選挙ではっきりさせる事柄ではないでしょうか?

また開発されたくないならば自治体等で買い上げておくべきなのではないでしょうか?
正常な商取引をしている所に、何の権利も持たない人が反対票を投じた所で何になるのでしょうか。
金儲けの為には何をしても良いと言ってるわけではありません。ルールがある以上、それを守っている限りは文句を言う権限は、住人であっても無いと私は思います。

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投稿:失礼ですが… 2015年11月11日


宮城県仙台市太白区のソーラーパネル雪崩の様にならなければいいですけどね。

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/3216d7162fd7932bdf85cc6c08fadae6

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投稿:暇人 2015年11月10日


伐採したと言っても、見た感じ計画全体の5パーセント以下と言うかアレなら10数年前?の2次伐採?よりも範囲は狭いかと。反対側がどうなってるのか見てきますわ。

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投稿:御崎人スネーク 2015年11月10日


「関係者以外 立入禁止」の立て看板がアコーデオン扉の横に設置されました。
工事主体は明記されていませんが、「お問い合わせは下記迄」とあり現場責任者でしょうか、「伊藤」という人の携帯番号が小さなボードに手書きで書いてあります。
さらに、取り付け道のかなり上のあたりの目立つ位置に、これも目立つ黄色の重機が置いてあります。
”赤穂シティーマラソン”のコースからはっきり見えるように、意図的に、時と場所を選んだように感じます。
そう言えば、アコーデオン扉も、最初のベニヤのバリケードの位置からは観光道に近くなっており、マラソン走者に見える位置になっています。
反対の署名運動などとは関係なく、こちらは工事を進めていますという意思表示でしょうね。
”反対はつらいよ”さんのように、「もうすでに伐採が済んでしまったのであれば、すみやかに太陽光発電施設建設をすすめていただきたい」という市民の声が多くなることを期待しているのでしょうか。
いったい発電される電力などは、一部の人の利益のためでなく、赤穂市の発展に関わるのかますます知りたくなってきました。

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投稿:工事は進捗しているように見えます ? 2015年11月08日


私はただの風来坊、山の木々を伐採して、太陽光発電施設を建設することのみに反対する者です。
でも、もうすでに伐採が済んでしまったのであれば、すみやかに太陽光発電施設建設をすすめていただきたい。
ただ、この赤穂では、もう二度とこのような本末転倒な乱開発がやすやすと行えるなどとは思ってはなりません。
明日からは節電のためパソコン1カ月使用停止期間ですので、後は皆さんで議論してください。
さらばだ、タケルくん。

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投稿:反対はつらいよ 2015年11月07日


進入路のバリケードは、取り除かれて、アコーデオン扉になりました。
昨日見えた重機は移動したのでしょう、ありません。
反対の意見や署名があっても、「工事は進めまっせえ」とういことのようです。
そう言えば、東浜が住宅地のなる40年ほど前だったか、尾崎向山などが、別荘地として売られたことがありましたね。いま問題の土地もそうした開発が進められたところでなかったかと思います。
別荘地は、市外、県外の人が購入し出し始めたものの、国立公園区域の”乱開発”にあたるとかで頓挫したと記憶しています。
太陽光発電所の建設なら、国立公園区域であっても問題なしということでしょうか。
設置は、新電力としてどこかに供給するメドがたった上でのことなのでしょうか。これから希望を募る程度のずさんな計画ではないでしょう。どこか関電から切り替えて買うのでしょうか。
それとも、一般家庭の太陽光発電のように感電に売るのでしょうか。このあたりの情報も是非知りたいです。
とにかく、工事は進んで行くように見えます。

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投稿:工事は進捗しているように見えます ? 2015年11月07日


御崎地区はそれなりに古い土地です。海岸沿いで平地が少なく、昭和の半ばまで住宅地にできるような場所が山の斜面やその周囲と言う危険な場所にしかありませんでした。また太陽光発電所の建設は、かなり甘い基準の為 土地の整備など期待できません。そして地元との話し合いもほとんど無いまま建設が進んでいるのです。理由が分からなくても その土地に住む7割の家が反対している事実は否定していいものではないと思います。

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投稿:うつみ 2015年11月07日


日本全国にハザードマップが改正され、住民様に避難の呼びかけをする為にエリアの開示をしています。昔から山腹崩壊エリアがわかっていれば、そこに家を買いますか?私は危険エリアとおっしゃいますが、急斜面、崩落する可能性があるかもしれないと。言うものだと理解しております。整備される事でリスクが減りより安全になるとおもいます。

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投稿:タケル 2015年11月06日


山を切り開くのには、さほど時間はかかりません。
では、切り開いた山をもとの姿にもどすのに、いったいどれだけの時間と金がかかるのでしょうか。
現場付近では住処を奪われたスズメバチが温泉街近くに出没し、凶暴化しているとのうわさも。

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投稿:恐れながら、それがしも 2015年11月06日


気に障りましたら申し訳ございませんでした・・・が!
記事をよく読んでください。
山腹崩壊危険地区と書いています。
この現場の山腹のふもとには多くの住民が暮らしています。
自分たちが快適に生活するためなら、他人の安心な暮らしはどうなってもおかまいなし?
どちらの意見が自分勝手なものかお分かりになりませんか?
そもそも、何のための太陽光発電への転換でしょうか。
やっぱり許せません。
いくら考えても、このやりかたは本末転倒だ!

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投稿:だから、反対だ 2015年11月06日


今ある日本も昔は山を切り開いて開発して発展してきているのが現実です。上記の内容では、日本国土全て。自然に戻したら、いいんぢゃないです?自分はいいが、他人は気に入らないと言う感じにしか捉えられないです。
如何でしょうか。

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投稿:タケル 2015年11月06日


太陽光発電には反対ではないが、樹木の伐採を伴うこの業者の開発方法に疑念を持ちます。
このような方法がこの先全国的に広まればどうなりますかね?
どこかの国ではこんな事例もありました。
その国の独裁者曰く、「山を切り開いてすべて農地開拓すれば国は潤う。」
結果、山も土も草木も雨に流され、現在では世界屈指の食糧不足の独裁国家です。

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投稿:タケル君、私は反対だ 2015年11月05日


やいやい、言わなくてもいいんぢゃないです?反対の理由が理解できない。

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投稿:タケル 2015年11月05日


かんぽの宿下の、建設現場への取り付け道に、ベニヤ板を張り付けたバリケードが設置されて建設され、現場に近づけないようになりました。その先には大型重機がとめてあるのも見えます。
これはどういう意味のバリケードなのでしょうか。まさか反対する住民が建設阻止のために設けたものではないでしょう。
今更ながらの感はありますが、この山道あたりもすべて業者が買い取っている私有地なので、一般の人の進入を禁止するというのでしょうか。
工事がいよいよ本格化し、一般の人が近づくと危険なので、進入禁止のために設けたいうものでしょうか。
反対する住民が現場に近づくと面倒だからということのように見えます。
かつて、瀬戸内ホーム下の谷が、業者によって廃棄物の埋め立て場にするということがあった時、市民の反対する声大きくなり始めると、現場の道沿いに高い、頑丈な塀を設置して現場の状況が見られないようにしたことがありました。
今回のバリケードは、どういう目的なのか知りたいですが。

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投稿:工事は進捗しているように見えます 2015年11月05日


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