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生き物で川の水質調べよう

2015年09月06日

  • 川に入って生き物を採取した千種川水生生物調査

    川に入って生き物を採取した千種川水生生物調査

 赤穂ライオンズクラブ(湊四郎会長)は5日、市内の千種川水系6地点で恒例の水生生物調査を実施。水質判定の指標となる生き物を探した。
 ふるさとの川の水質を調べるために流域のクラブが各地の小・中学生らに声をかけて毎年合同で行っている。今年で43回目となった。
 この日は小学生約30人をクラブのメンバーと教諭約35人が引率。有年橋、大津川など6班に分かれ、浅瀬で生き物を採取した。
 顕微鏡で同定した結果、市内では珍しいヒラタカゲロウの仲間が複数の地点で確認された。4段階ある指標で最も良い「きれい」な水に生息するが、「千種川圏域清流づくり委員会」の横山正さん(54)は「大雨と台風の増水で、水のきれいな上流から流されてきたと考えられる」と考察した。
 体が半透明のスジエビを不思議そうに眺めていた中広の小学5年生、松本智琉(さとる)君(11)は「川にはいろんな生き物がいて、にぎやかで面白い。全部の名前を調べるのは大変そうだけど楽しみ」と話していた。
 他クラブの調査結果と合わせて冊子にまとめ、来春に刊行する。


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