《市長選2023》牟礼氏「4年後に次の方にバトン」
2022年09月20日
次期市長選へ出馬する意向を正式表明した牟礼正稔市長(68)は20日、記者会見を開き、「4年後に次の方にバトンタッチできればと考えている」と述べた。
会見での主なやり取りは次のとおり。
ーー政党の推薦は受けるか
「推薦をいただけるところがあれば視野に入れて検討するが、あくまでも無所属で今後も活動していきたい」
ーー1期目に点数をつけると?
「なかなか難しいが、自分としては60点」
ーー「道半ば」との発言があったが、具体的に何を指すのか
「農業振興と学校給食費無償化。それと、産業廃棄物最終処分場建設計画に対する対応が決着がついていない。また、ごみ焼却施設、新学校給食センターの建設もある」
ーー次の4年間で、どのような赤穂市にしたいか
「子育てをしやすいまちづくり。給食費の無償化、不妊治療の導入、産後ケアの充実など環境づくりをして少子化対策につなげていきたい」
ーー学校給食費は完全無償化を目指すのか。財源はどのように確保するのか
「完全無償化はぜひやりたい。子どもに投資することで好循環につなげていきたい。必要な財源は約1億5000万円を見込んでいる。ふるさと寄付金、ネーミングライツ、市営駐車場の有料化などで自主財源を確保できれば」
ーー1期目で市長の重責を一番感じたような出来事や財政の厳しさを改めて感じたことはあったか
「新型コロナ感染症の対策が、何もわからない中で市民の健康と安全を守らないといけないというのは非常に重いものだと今でも感じている。財政の厳しさは学校給食費を議論する中で基金を取り崩さなければならない現実を職員から突きつけられ、それを無視して公約だからと舵を切れなかった」
ーー4年後には70歳を超えるが、2期目が最終との思いなのか、あるいはもっと長期的なスパンで考えているのか
「次の4年間で、今のいろいろな課題はできる限り実現する、あるいは実現できなくても実現の目途をつけたい。財政基盤を充実させ、施策を展開し、市民が本当にいつまでも赤穂に住み続けたいと思ってもらえるようなまちづくりをして4年後に次の方にバトンタッチできればと考えている」
掲載紙面(PDF):
2022年10月1日号(2478号) 1面 (10,186,580byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
再選を目指して立候補する意思を正式表明したことを受け、記者会見を開いた牟礼正稔市長
会見での主なやり取りは次のとおり。
ーー政党の推薦は受けるか
「推薦をいただけるところがあれば視野に入れて検討するが、あくまでも無所属で今後も活動していきたい」
ーー1期目に点数をつけると?
「なかなか難しいが、自分としては60点」
ーー「道半ば」との発言があったが、具体的に何を指すのか
「農業振興と学校給食費無償化。それと、産業廃棄物最終処分場建設計画に対する対応が決着がついていない。また、ごみ焼却施設、新学校給食センターの建設もある」
ーー次の4年間で、どのような赤穂市にしたいか
「子育てをしやすいまちづくり。給食費の無償化、不妊治療の導入、産後ケアの充実など環境づくりをして少子化対策につなげていきたい」
ーー学校給食費は完全無償化を目指すのか。財源はどのように確保するのか
「完全無償化はぜひやりたい。子どもに投資することで好循環につなげていきたい。必要な財源は約1億5000万円を見込んでいる。ふるさと寄付金、ネーミングライツ、市営駐車場の有料化などで自主財源を確保できれば」
ーー1期目で市長の重責を一番感じたような出来事や財政の厳しさを改めて感じたことはあったか
「新型コロナ感染症の対策が、何もわからない中で市民の健康と安全を守らないといけないというのは非常に重いものだと今でも感じている。財政の厳しさは学校給食費を議論する中で基金を取り崩さなければならない現実を職員から突きつけられ、それを無視して公約だからと舵を切れなかった」
ーー4年後には70歳を超えるが、2期目が最終との思いなのか、あるいはもっと長期的なスパンで考えているのか
「次の4年間で、今のいろいろな課題はできる限り実現する、あるいは実現できなくても実現の目途をつけたい。財政基盤を充実させ、施策を展開し、市民が本当にいつまでも赤穂に住み続けたいと思ってもらえるようなまちづくりをして4年後に次の方にバトンタッチできればと考えている」
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年10月1日号(2478号) 1面 (10,186,580byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
《市民病院医療事故多発》「科長に急かされた」被告医師が主張 自身の技量不足認めるメッセージも【加筆修正あり】 《市民病院医療事故多発》「外部検証が必要」指摘スルー [ 社会 ] 2024年08月31日台風10号接近 赤穂線で30日夕方以降計画運休【修正あり】 新たな感染症に備え官民合同で訓練 [ 社会 ] 2024年08月24日積算ミスで工事契約解除 市が損害賠償へ 関西福祉大学生らが能登で復興支援ボランティア 創立80周年で記念碑建立 相生産高 [ 社会 ] 2024年08月09日勤務中に同僚に暴力 60代男性看護師を減給の懲戒処分 【修正あり】 青年海外協力隊でモザンビークへ 尾崎小教諭の安則栄美さん [ 社会 ] 2024年08月03日市の未来考えるワークショップ 参加者を募集 市民病院の経営目標達成困難か 止まらない患者減 [ 社会 ] 2024年07月27日甘い話は、よく確かめて! 「お金を振り込まサンド」 [ 社会 ] 2024年07月26日「害虫を正しく怖がって」アース製薬研究員が講演 [ 社会 ] 2024年07月26日《市民病院医療事故多発》執刀医と科長を業務上過失傷害容疑で書類送検 2件目 街のバリアフリー 学生らが実地検証 [ 社会 ] 2024年07月20日
コメントを書く