赤穂民報

コラム【陣太鼓】市民に理解しづらい2つの「送り」(2月27日)

 このところ、赤穂市政に関連して2つの「送り」が続いた。ごみ処理有料化の「見送り」と定住自立圏の数値設定の「先送り」である
 ▼ごみ有料化の見送りについて、市は「あくまでも“見送り”であり、“白紙撤回”ではない」と強調する。来年1月は市長選。一旦値上げを保留しながら市議選後にアップした下水道使用料が頭をよぎる
 ▼撤回の請願を受けた議会はどう対応するのか。請願は採択、不採択を決めなければならず、こちらは「送り」はなさそうだ
 ▼一方、定住自立圏。市民代表や各市町議会からも強く求められた人口増の目標数値は盛り込まれず、23日の懇談会では「今の案では人口増加の仕掛けにならない」と“烙印”を押された
 ▼事務局は「今後の検討課題」としたが、せめて、いつまでに目標を設定するのか、その時期の“目標”くらいは先送らずに定めてほしいものだ

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