赤穂民報

チーズとねずみ(1月1日)

 わたしの文庫にも「ねずみ」が主人公の絵本が何冊かあります。登場するねずみたちはみんな心のやさしいねずみたちです。一匹ぐらい意地悪なねずみがいてもいいのではと思いますが、不思議なことにいないのです。
 チーズをみつけた小ねずみは、仲間の助けを得てチーズをかくれやに運び、みんなとチーズを食べました。
食べ残したチーズからは、夜になると美しいメロディーが流れてくるのです。仲間のねずみたちはチーズをわけてほしいと子ねずみにお願いします。さて、それからはどうなるのでしょうかね…。
 「子年」にあたり、いろんなねずみにまつわるニュースが伝わって来ます。絵本に出てくるねずみのように、心温まる出会いを願わずにはいられません。今、私はそんな思いにひたっています。
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 『おんがくねずみジェラルディン‐はじめて おんがくを きいた ねずみの はなし』○作/レオ=レオニ○訳/谷川俊太郎○好学社

(『おんがくねずみジェラルディン‐はじめて おんがくを きいた ねずみの はなし』○作/レオ=レオニ ○訳/谷川俊太郎 ○好学社)

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