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文化財守れ、赤穂署が防犯訓練

2015年05月15日

  • 関係者が見学する中行われた文化財保護防犯訓練

    関係者が見学する中行われた文化財保護防犯訓練

 全国各地の社寺などで油のような液体がまかれる被害が発生しているのを受け、赤穂署は14日、上仮屋の赤穂大石神社で「文化財保護防犯訓練」を行った。
 液体入りのペットボトルを所持した不審者が境内をうろついている、との想定。神社からの通報を受けて警察官3人が駆け付けた。職務質問を受けて包丁を振り回した男を刺股と警棒で取り押さえた。
 訓練の様子を市教委の委嘱を受けた連絡委員や市防犯協会員など約30人が見学。事件発生時の情報共有について手順を確認した。
 同署によると、県内では先月、淡路市、神戸市で計3件の被害があり、姫路市の圓教寺でも門の柵に接着剤が塗りつけられているのが見つかった。5月入ってからも東京などで類似の犯行が発生しているという。生活安全課の永良育久課長(46)は「赤穂は歴史の町として全国的なネームバリューがあり、愉快犯だとすれば狙われる可能性は十分にある」と警戒を強めた。


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