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チコのセネガル通信(12)家庭菜園の普及に取り組んでいます

2015年03月21日

  • 収穫できる日を楽しみしながら行った種まき作業

    収穫できる日を楽しみしながら行った種まき作業

 ペットボトルでの点滴灌漑を終え、作った堆肥を使って2月中旬に協力してくれる家庭の庭に種と苗を植えました。キャベツ、にんじん、だいこん、砂糖大根、レタス、おくら、ビサップ、なす、ラディッシュです。このお家は鶏を飼っているので、荒らされないように蚊帳とブロックを設置しました。
 それから2週間が経ちました。周りから「きっとアッラー(神)が味方してくれるよ」と言われたものの、うまくいくかどうか心配でそわそわしていた私。「水道代が上がった」と文句を言いながらも一日も欠かさず朝夕の水やりを続けてくれた協力家庭のおかげで、たくさんの芽が出ました。
 みんなで掃除した裏庭。みんなで一生懸命作った土。みんなで植えた種。みんなで張った蚊帳。みんなで耕した畑。私だけでなく、住民と協力してやったことなので、よりうれしいです。
 この家庭のお母さんが「庭を掃除してもっと農地を広げて、もっとたくさん収穫したい」と言ってくれました。ゴミを減らすことを目的として家庭菜園を始めた私としてはとてもうれしい声です。活動を応援し、協力してくれるこのお母さんと一緒に家庭菜園を広めていきます。


チコのセネガル通信 ]

掲載紙面(PDF):

2015年3月21日(2128号)4面 (10,652,241byte)


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