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全編赤穂ロケ、短編シネマ3月完成へ

2015年02月22日

  • 赤穂の民話をベースにした短編映画のロケ

    赤穂の民話をベースにした短編映画のロケ

 赤穂の民話をベースにした短編映画「龍の踊り子物語(仮題)」の地元ロケが21日まで行われ、古新舜監督(33)をはじめ制作スタッフが御崎の伊和都比売神社や坂越の海岸などでシーンを撮影した。3月初旬に完成し、4月には市内で試写会が開かれる予定だ。
 昨年5月に自身の作品上映会で来穂した古新監督が町の景観の美しさや温かい人情味に感銘し、「この場所で作品を撮りたい」と着想。制作費の寄付をネットで呼び掛け、目標額を上回る約140万円が集まった。
 古新監督は作品の構想を練るために赤穂の民話集を読破し、地元住民が話す昔話にも耳を傾けた。村のために犠牲になった女性の話に龍神伝説などをミックスしてシナリオ化。すべてのシーンのロケを赤穂市内で行うことにした。
 撮影では、日本舞踊家の幸染さん演じる主人公の踊り子が祈りの舞を捧げる場面を中心に高画質の4Kカメラで収録。ラジコンで飛ばすマルチコプターを使った空撮も行った。心配された空模様はロケに合わせるかのように晴れ渡り、ほぼ予定通りに2日間のスケジュールをこなした。
 上映時間10分程度に編集してカンヌ映画祭など複数の国際コンペに出品する予定で、古新監督は「イメージしていた以上に壮大で美しい映像が撮れました。赤穂の人たちと一緒に創り上げた作品。このまちの魅力が伝わる一本に仕上げたい」と手応えを感じていた。


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掲載紙面(PDF):

2015年2月28日(2125号)3面 (12,313,713byte)


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義理堅い人が、多いです。

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投稿:人情の街 赤穂 2015年02月24日


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