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山手町の変死 55歳男を殺人容疑で逮捕

2008年08月16日

 知人の男性を包丁で刺し殺したとして、赤穂署は8月16日、赤穂市山手町の男(55)を殺人容疑で逮捕した。
 警察と消防によると、15日午後3時45分ごろ、男の自宅近くに住む女性から「近所で調子が悪い人がいるらしい」と119番通報。救急隊員が現場に急行したところ、居間で男性があぐらをかいた状態で前かがみに倒れていた。胸のあたりから多量の出血があり、すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。検視の結果、胸などに複数の刺し傷が確認された。
 近所の女性に119番通報を頼んだのは容疑者の男で、自宅前の路上で救急の到着を待っていた。かなり酒に酔った状態だったという。死亡した男性のそばに血のついた包丁が落ちていた。
 警察が男を同行して事情を聞いたところ、刺したことをほのめかすような供述をしたため、殺人容疑で逮捕。その後の調べに対し、「いつの間にか倒れていた。殺してないと思う」などと容疑を否認しているという。
 死亡したのは54歳の男性で住所不詳。15日午前中から容疑者宅を訪れ、いっしょに酒を飲んでいたとみられる。警察は2人の間に何らかのトラブルが起こったのではないかとみて犯行動機などを慎重に調べている。


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掲載紙面(PDF):

2008年8月23日(1809号)1面 (7,667,133byte)


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