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下水道使用料 平均12・8%値上げ提案 助産料は3倍に

2008年08月11日

 来年4月以降の公共料金について検討する「赤穂市使用料手数料等審議会」(林頼夫委員長)の第2回審議会が8日市役所で開かれ、下水道使用料など15項目について金額をアップする改定素案が事務局から示された。市民病院の助産料を約3倍に値上げする案も含まれた。市はパブリックコメントを実施し、市民から寄せられた意見を審議会での参考資料とする。
 改定案では、下水道使用料(一般汚水)について平均12・8%の値上げを提案。「市民生活への影響をできるだけ低く抑える」として平成10年度より据え置かれていた基本額(10立方メートル以下)についても790円から880円へ引き上げる案が示された。
 また、病院事業の助産料は市民の場合、普通出産が1回4万3000円から12万円にアップ。双子以上の場合は1人増すごとに、現行の2万1000円から「5割加算」となる。市の試算では年間約4000万円の増収を見込み、産科の非常勤医師の人件費に充当する方針。
 市民会館など建物施設の使用料、一般手数料など34項目は据え置く。
 素案は市総務課、各公民館に備えているほか、市ホームページでも閲覧できる。パブリックコメントは住所、氏名、年齢、性別を記入の上、郵送、ファクス、メールで9月10日までに市総務課(Tel43・6850、ファクス43・6892)へ提出すればよい。
 審議会は10月末まで全5回を予定。次回(第3回)は9月2日(火)午後1時半から市役所6階大会議室で開かれ、下水道使用料についての集中審議を行うほか、ごみ袋有料化についても話し合う。
 下水道使用料の現行料金と改定料金案は次のとおり。
 〔基本額・10立方メートル以下〕
 ▽月額=790円→880円
 〔超過額・1立方メートルにつき〕
 ▽10〜30立方メートル=120円→135円
 ▽30〜50立方メートル=145円→165円
 ▽50〜300立方メートル=175円→200円
 ▽300〜1000立方メートル=185円→210円
 ▽1000立方メートル超=215円→245円


政治 ]

関連サイト:

【関連サイト】使用料手数料の見直しについての意見を募集します(赤穂市ホームページ)

掲載紙面(PDF):

2008年8月23日(1809号)1面 (7,667,133byte)


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