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チコのセネガル通信(5)赴任地へ入りました

2014年11月22日

  • 配属先のンドファン市役所前で開かれたセレモニー。前田さん=前列中央=の左がサンバ・ンジャイ市長

    配属先のンドファン市役所前で開かれたセレモニー。前田さん=前列中央=の左がサンバ・ンジャイ市長

 赴任地のンドファン市に来て11月20日で2週間がたちました。到着初日、私たちJICAボランティアを住民に知ってもらうために、市長のサンバ・ンジャイさんがセレモニーを開いてくださいました。地域の重役が集まる中で、とても緊張しましたが、住人の生活を改善するために来たことを理解してもらうことが出来ました。
 また、市長の奥様から「マンバヤン・ンジャイ」という新しい名前をいただき、毎日住民に挨拶して回っています。住民は子どもから大人まで私の名前を覚えていますが、こちらは顔と名前が一致せず苦労しています。
 家は所属先の市役所から歩いて5分ほどです。2部屋で家賃は月8万フランセーファー(約1万6000円)です。2階に大家さんが住んでいて、台所と調理器具、洗濯場は共同。鍵が壊れていたり、蛇口から水が出なかったりと問題がたくさんありましたが、徐々に改善しています。「夜ごはんは一緒に食べるんだよ」と、いつもおいしい料理を用意してもらっています。お昼も毎日誰かが家に呼んでごちそうしてくれるので、ありがたいです。
ンドファンの人たちは、とても温かいです。「あなたは私のこどもだから何でも頼りなさい」と言ってくれます。一日会わなかっただけで、「寂しかったよ。元気?」と気遣ってくれます。この人たちのために私は2年間で何が出来るだろうか、期待にどうやって答えていこうか、たくさん悩みそうです。


チコのセネガル通信 ]

掲載紙面(PDF):

2014年11月22日(2112号)3面 (12,122,450byte)


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