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坂越湾にクジラ、広畑沖から移動の迷子か?

2014年11月13日

  • 坂越湾に現れたクジラの背中

    坂越湾に現れたクジラの背中

 坂越湾で13日、1頭のクジラが泳いでいるのを地元の漁師が見つけた。神戸市立須磨海浜水族園によると、瀬戸内海にクジラが現れるのは珍しく、「本来は沖縄方面で冬を過ごす種。船を近づけたり、餌をやったりせず出来るだけ静かに見守ってほしい」と話している。
 漁協関係者の話では、クジラが見つかったのは同日午前7時ごろという。本紙が現場に到着した同11時ごろには生島の東約1キロの辺りの海域を回遊。10〜30秒程度の間隔で海面近くに浮上し、「プシュー」と潮を噴き上げる動作を繰り返した。性別不明で、体長は少なくとも5メートル以上はあるようだ。
 播磨灘では先月下旬、姫路の広畑港沖で推定体長約10メートルのザトウクジラとみられる1頭が目撃。同水族園の中村清美学芸員は「広畑にいたクジラが坂越へ移動した可能性が高い」と話す。
 ザトウクジラはナガスクジラ科に属するヒゲクジラ。体長約15メートルまで成長し、通常はグループを作って行動することから、今回見つかった個体は「群れからはぐれた子どものクジラではないか」(中村学芸員)とみられている。


街ネタ ]

掲載紙面(PDF):

2014年11月15日(2111号)4面 (14,433,945byte)


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コメント

名前は「大石くじらのすけ」でどうですか?

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投稿:タケヤン 2014年11月14日


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