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赤穂緞通伝承の功績に文化功労賞

2014年10月28日

  • 第50回姫路文化賞で赤穂市関係分で受賞する=左から=阪口キリヱさん、宮崎素一さん、山本雅也さん

    第50回姫路文化賞で赤穂市関係分で受賞する=左から=阪口キリヱさん、宮崎素一さん、山本雅也さん

 播磨地域における文化活動に業績のあった個人、団体を顕彰する「姫路文化賞」の2014年度受賞者が姫路地方文化団体連合協議会から27日に発表され、赤穂緞通の伝承に長年にわたる功績がある御崎の阪口キリヱさん(93)と尾崎の宮崎素一さん(64)に文化功労賞が贈られることが決まった。
 11歳で赤穂緞通の織り子となった阪口さんは平成3年、市教委主催の「織り方技法講習会」の講師に就任した。講習会を企画したのが、当時市教委文化財係長だった宮崎さん。2期8年間で20数人の後進を育成した。同協議会は「絶えようとしていた赤穂緞通の織り方技法の継承は阪口氏、宮崎氏なくしては行われ得なかった可能性が高い」として贈賞を決めた。
 同賞は昭和38年に創設され今年で50回目。今年は各賞合わせて個人9人が選ばれ、姫路文化賞には赤穂市出身の画家・写真家の山本雅也さん(60)=姫路市野里=が決まった。授賞式は11月30日(日)、高砂市の鹿島殿で行われる。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年11月29日(2113号)4面 (13,312,790byte)


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