赤穂民報

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私設鉄道を写真で懐古

2014年10月23日

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 国鉄(現JR)赤穂線の沿線にあった私設鉄道を振り返る写真展「赤穂線沿線の懐かしの鉄道」が、加里屋のJR播州赤穂駅改札口北側の自由通路ギャラリーで開催されている。11月26日(水)まで。
 大正4年から昭和26年まで加里屋と有年を結んだ「赤穂鉄道」、1キロに満たない路線距離だった「岡山電気軌道番町線」など4路線を個人と市立歴史博物館が所蔵する写真、解説文で懐古する。
 赤白のツートンカラーで走った「同和鉱業・片上鉄道」の車両写真、“さいてつ”の愛称で親しまれた「両備バス・西大寺鉄道線」の最終運行便が紙テープの舞う中を進む光景などモノクロ、カラー計44点。ガソリンカーや単端式気動車など当時の車両を岡山市の造形作家、山本よしふみさんが再現したミニチュア模型も展示している。
 展示を企画した福浦の鉄道愛好家、吉栖清美さん(75)は「かつて地域に貢献した路線を偲び、鉄道の役割を再認識してもらえれば」と観賞を呼び掛けている。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年10月25日(2109号)1面 (11,881,205byte)


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