赤穂民報

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民俗資料館で「イチ押し」展

2014年10月17日

 市民寄贈の昔懐かしい生活用具を所蔵している加里屋の赤穂市立民俗資料館(前田元秀館長)で、特に貴重な品ばかりを集めた企画展「Akoフォークカルチャー☆トレジャー〜イチ押し展」が開催されている。
 同館では約9000点の収蔵品の中から季節に合った品物を毎月1点ピックアップし、「今月のイチ押し」として玄関ホールに展示。「他の月の展示品もぜひ見てみたい」と来館者から要望があり、今回の企画展を開いた。
 明治中期の羽子板、大正時代のハエ取り機、昭和初期の木製スキー板など各時代の遊具や民具など45点を展示。一般家庭に電気が普及していなかった昭和20年代の「氷冷蔵庫」は氷を入れて内部を冷やす構造。江戸末期〜明治初期の「お歯黒道具」は染料を入れる小箱と筆、手鏡、口をゆすぐたらいが並ぶ。
 社会科見学で訪れた上仮屋南の小学6年、山家鈴菜さん(12)は「氷冷蔵庫は電気がなくても使えてエコ」と興味を持っていた。
 10月26日(日)まで午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円。Tel42・1361


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年10月18日(2108号)3面 (11,044,737byte)


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