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「不審者から逃げて」低学年児が訓練

2014年10月03日

  • 御崎小学校で行われた不審者対応訓練

    御崎小学校で行われた不審者対応訓練

 神戸市長田区で先月、小学1年生の女子児童が殺害された事件を受け、朝日町の御崎小学校(大河龍生校長)で2日、赤穂署による不審者対応訓練があった。低学年児童を対象に防犯ブザーの使い方、腕を捕まれたときの振りほどき方などを警察官から教わった。
 同署から多田明彦・生活安全課長ら9人が来校。「包丁を持った男から帰宅中に声をかけられた児童が『110番の家』に逃げ込み、駆けつけた警察官が不審者を確保する」との想定で、児童3人をモデルに助けの求め方や不審者の特徴を大人に伝える要点を指導した。職員室では教職員約10人が県警ホットラインを使った通報訓練を行った。
 同小校区では今年6月、幼児2人が見知らぬ男に声を掛けられる事案があった。訓練で不審者役の署員に追いかけられた2年の田中聖悟君(8)は「訓練でも怖かった。こんなことがあったら、すぐブザーを鳴らして、逃げます」と話していた。


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掲載紙面(PDF):

2014年10月4日(2106号)1面 (10,753,835byte)


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