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行燈の明かりに浮かんだ献納俳句

2014年07月15日

  • 献納俳句の行燈が風情を感じさせた合社祭

    献納俳句の行燈が風情を感じさせた合社祭

 塩屋の荒神社で15日、合社祭があり、季節の俳句を筆書きした行燈18基と長持行燈1基が境内に灯された。
 同神社では夏の合社祭と秋の例祭に俳句を献納する習わしだ。今回も上仮屋南のホトトギス同人、片山青芝さん(82)が選者となり、「雨音に景を仕上げて半夏生」(門元静花さん)、「梅雨晴間猫ゆるゆると顔洗ふ」(宮崎昭彦さん)など48句を選抜。塩屋の大西平八郎さん(82)と2人で和紙を張った行燈に筆写した。
 昨年までは神社参道に行燈を並べたが、今年から街灯を避けて境内に変更。暮れなずむ中、行燈の明かりが浮かび上がった。参拝した女性は「ろうそくの光が揺らめいて情緒的ですね」と一句ずつ見て回っていた。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年7月19日(2096号)1面 (10,653,781byte)


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