赤穂民報

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桜守のはなし

2014年04月05日

  • 『桜守のはなし』 ○作/佐野藤右衛門 ○講談社

    『桜守のはなし』 ○作/佐野藤右衛門 ○講談社

 天保3年(1832)から京都・仁和寺御室御所に仕える庭師、16代佐野藤右衛門さんの語りをまとめた写真絵本です。
 「桜は守りをしないといけない木なんです」
 「せやけど、桜はかまいすぎてもあきません」
 「木がおかしいと思ったときに、手をさしのべられることがたいせつなんです」
 「日本のあちこちで長くのこってきた桜いうのは、その木のまわりに住む人たちの心づかいで生きてきた桜なんです」
 昭和46年(1971)、赤穂市は市制20周年を記念してサクラを市木に選定しました。それ以来、サクラは市道や各地の公園などに植えられてきました。
 散った花びらや葉っぱの苦情で取り除かれた樹もあると聞きます。私は、春にはサクラが美しい花をいっぱい咲かせてくれることをひたすら願っているだけです。
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 『桜守のはなし』○作/佐野藤右衛門○講談社
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」で3000冊を超える蔵書を無料貸し出し。第2・第4土曜日に開館。有年原434。Tel49・2089


絵本で世界を旅しよう ]

掲載紙面(PDF):

2014年4月5日(2082号)3面 (9,189,908byte)


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