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相生産の畑中さん、全国高校珠算大会へ

2008年07月26日

  • 全国高校珠算大会に母校から10年ぶり出場の畑中美香さん

    全国高校珠算大会に母校から10年ぶり出場の畑中美香さん

 赤穂市加里屋の畑中美香さん(17)が第55回全国高校珠算競技大会(8月2日、東京・荒川商高)の個人総合部門に兵庫県代表として出場する。代表9人の中で西播磨からは唯一の選出。「マイペースでがんばります」と自然体で臨むつもりだ。
 相生産商業科に通う3年生。小学2年からそろばんを始め、中2で初段。高校入学後は商業部に所属して腕を磨き、西日本段位4段まで昇段した。
 競技会では最大12桁の乗除算、見取算と文章題の合計45問を27分間の制限時間内にいくつ正解できるかを競う。文章題は手形割引や複利年金などを計算する難問ばかりでかなりの能力が求められる。
 「検定よりも競技会が緊張する」が5月の県予選では「会場に入ってからも気楽で、集中できた」と見事7位に入賞し、同校から10年ぶりとなる全国大会出場をつかんだ。
 珠算だけでなく、ワープロ、簿記、電卓も1級の資格を持ち、吹奏楽部と生徒会でも盛んに活動する優等生。7月31日に県吹奏楽コンクール西播地区大会に出場し、その翌日に珠算の全国大会のために上京する。
 全国から350人近い出場者が集う全国大会。畑中さんは「会場の雰囲気に飲まれないように落ち着いて競技したいですね」と気負いがない。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2008年7月26日(1805号)3面 (8,934,047byte)


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