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有年小6年生の創作劇「有年物語」

2014年01月24日

  • 創作劇上演へ気持ちを合わせる有年小6年生

    創作劇上演へ気持ちを合わせる有年小6年生

 有年小学校(妹岡實校長)で1月25日(土)、郷土の民話を基に6年生児童15人が演じる創作劇「有年物語」が上演される。背景画や小道具は下級生が準備し、保護者もメークと着付けを手伝うなど全校挙げてのステージ。一生懸命練習してきた子どもたちの熱演に期待が集まる。
 毎年最上級生がキャストを務め9年目。今年も6年生で脚本を話し合い、地元に伝わる昔話の中から「灰の縄ない」「引き受けたおなら」など4話で構成するシナリオを作り上げた。
 過去の有年にタイムスリップした主人公の小学生が、隣人と助け合う村人たちの姿に自分の生き方を見つめ直すストーリー。所々に笑いの要素を盛り込みつつ、思いやりや親子の絆を温かく描く。物語の展開を観客が選択するという演出を今回初めて取り入れ、客席と一体感のある舞台を目指す。
 先月には演劇の専門家を学校に招き、発声や動作のコツを教わった。台詞に応じた身振りや仕草を心がけることで表現が豊かに。さらに今月中旬からは一日2〜3時間の稽古を頑張り、演技力向上に努めてきた。
 「卒業へ向けてクラスの絆を一層深めたい」と話し合って決めた上演テーマは「フレンズ〜心をつなぐ笑顔〜」。村人役の井上小梅さん(12)は「みんながフォローしてくれるから安心」と仲間への信頼を口にする。ラストシーンで台詞がある橋本八雲君(12)は「締めの台詞は緊張するけれど精一杯頑張りたい」と気合いを入れた。
 同校体育館で午前10時半開演。一般の観覧も自由。Tel49・2081


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