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国貞の忠臣蔵浮世絵展

2013年11月28日

  • 三代歌川豊国作「仮名手本忠臣蔵十一段目」

    三代歌川豊国作「仮名手本忠臣蔵十一段目」

 江戸期を代表する浮世絵師、歌川国貞(1786−1865)が忠臣蔵を題材に手掛けた作品を集めた収蔵品展が尾崎の「たでのはな美術館」で開かれている。
 国貞は初代歌川豊国の門人で、後に三代豊国。生涯制作点数は1万点以上に及ぶと言われ、浮世絵を収集していた画家ゴッホもコレクション約400点の4割以上が国貞の作品だった。
 本展は「ゴッホが心酔した歌川国貞 仮名手本忠臣蔵」と題し、国貞を名乗っていたころの「仮名手本忠臣蔵」から最晩年作の「誠忠義士伝」まで36点を展示。作風の移り変わりを見ることができる。佐野正幸館主(73)は「当時の民衆が酔いしれた忠臣蔵の魅力を感じてもらえれば」と鑑賞を呼び掛けている。
 12月15日(日)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。同館はウエスト神姫「明神木」バス停すぐ。Tel090・3496・4282


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年11月30日(2064号)3面 (11,046,771byte)


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