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発掘速報展「浅野内匠頭」の木簡も

2013年11月03日

  • 「有年牟礼・井田遺跡」から出土した縄文後期の土器片

    「有年牟礼・井田遺跡」から出土した縄文後期の土器片

 赤穂市教委が昨年度1年間の成果を発表する「発掘調査速報展2013−土中からのメッセージ」が有年楢原の市立有年考古館で開かれている。土器や馬具、木簡など約400点を展示している。無料。
 有年牟礼・井田遺跡で初めて出土した約4000年前(縄文時代後期)のものとみられる土器片、赤穂城本丸跡の発掘で見つかった「浅野内匠頭」や「片岡新六」(=赤穂義士の片岡源五右衛門)の名が書かれた木簡など。
 また、坂越の「みかんのへた山古墳」の周囲で新たに確認された直径10メートルほどの円墳、高雄の神護寺を浅野長直が再建したときのものとみられる石垣など、注目すべき調査成果もパネルで解説している。
 市教委文化財係の山中良平学芸員(26)は「赤穂では縄文時代の遺跡は少なく、今回の発見でまた一つ昔の人々の暮らしの様子がわかったことは大きな成果」と話している。
 11月18日(月)まで午前10時〜午後4時(入館は3時半まで)。火曜休館。Tel49・3488


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年11月16日第2部(2062号)1面 (6,253,840byte)


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