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弓道の少年女子遠的で国体4位

2013年10月03日

  • 国体4位入賞の賞状を手に笑顔の北川真美さん

    国体4位入賞の賞状を手に笑顔の北川真美さん

 2日まで東京都小金井市で行われた第68回国民体育大会「スポーツ祭東京2013」弓道競技に兵庫県チームの一員として出場した城西町の北川真美さん(17)=相生産高3年=が少年女子遠的の部で4位に入賞した。北川さんは「思っていた以上に競技を楽しめた」と笑顔を見せた。
 遠的は60メートル先にある直径1メートルの的を狙う。的中したときの得点は3〜10点で中心に近づくほど点が高い。今大会は3人一組の団体戦で競った。
 一人8射の予選で兵庫は全体で8番目の103点。決勝トーナメントへ進むことができる上位8チームに滑り込んだ。1回戦は予選2位の岐阜。8点のリードを許して迎えた最後の一本で北川さんが9点を射止め、強豪相手に勝利をつかんだ。
 準決勝は競技中に北川さんの弓が「つる切れ」を起こすアクシデントもあって愛媛に敗れたが、堂々の4位。相生産高弓道部の今井大輔顧問(33)は「プレッシャーがかかる場面でも当てに走らず、堂々と弓を引いていた。大健闘」と称えた。
 「これまで支えてくれた人たち、弓と矢にも感謝の気持ちを持って引きました。応援も力になった」と北川さん。うれしさの反面、「もう少しできたかも」と悔しさもあり、「大学でも弓道を続けます」と前を見据えた。


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掲載紙面(PDF):

2013年10月5日(2056号)4面 (10,976,534byte)


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