赤穂民報

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被害者振り切りタイヤ盗が逃走

2013年08月27日

 8月27日午前5時20分ごろ、赤穂市坂越の市営住宅駐車場で、停めていた軽四乗用車のタイヤを盗む男に所有者の60代男性が気付いた。男は自分の車で現場から逃走。車を制止しようとした男性が転倒し、手足を負傷した。警察が事後強盗事件として犯人の行方を追っている。
 赤穂署によると、男性が部屋の窓から駐車場を見たところ、自分の車が少し傾いて見えた。不審に感じた男性が確かめに行くと、車がコンクリートブロックの上に乗せられ、タイヤが4本ともなくなっていた。警察に通報しようと部屋へ戻って再び駐車場を見ると、車から5〜6メートル離れた場所に取り外したタイヤがあり、横に不審な男がいたという。
 男性から問い詰められた男はエンジンをかけたままの状態で停めてあった車に乗り込んで発進。男性は車のドアを閉じさせず、男の右肩をつかんで制止させようとしたが、10メートルほど先で振り切られ、転んだときに両手と右ひざをすりむいた。
 男性の証言によると、犯人の男は年齢25〜30歳くらい、身長約160センチのがっしりした体格でスポーツ刈り。黒の軽四自動車で国道250号を相生方面へ逃げたという。
 同署まとめでは、管内では6月8日から9日にかけて尾崎と塩屋でタイヤが4本とも盗まれる被害が発生している。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2013年8月31日(2051号)3面 (9,957,066byte)


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