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復活して10年「お田植祭」

2013年06月24日

  • 復活から10回目となった赤穂大石神社「お田植祭」

    復活から10回目となった赤穂大石神社「お田植祭」

 今年の豊作を祈る赤穂大石神社の「お田植祭」が23日、加里屋西沖の神田であり、一輪花笠をつけた早乙女がしとやかに苗を植えた。
 早乙女役は関西福祉大の女子学生10人。かすりの着物に赤い前掛けを着け、太鼓の合図で古式ゆかしく植え進んだ。途中からは観覧者約50人のうち、親子連れなど約10人が飛び入り参加。ぬかるみに足を取られないように気を付けながら行事を楽しんだ。
 同神社のお田植祭は「米のありがたさを再認識して日本の稲作文化を継承しよう」と平成16年、73年ぶりに再開。今年で10回目となった。飯尾義明宮司(64)は「今までに比べて飛び入りのお子さんの人数が多く、ようやく行事が認知されてきたのだと感じてうれしかった」と喜んでいた。
 今回植えたヒノヒカリは10月の「抜穂祭」で収穫し、市内の高齢者福祉施設へ寄贈する。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年6月29日(2043号)4面 (8,775,378byte)


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